ベストマザー賞の歴代受賞者と語られる「呪い」の真相に迫る

母親としての姿を称える「ベストマザー賞」は、2008年の創設以来、多くの著名人が受賞し話題を集めてきました。

しかし、賞が始まって15年以上が経過した今、SNSなどでは受賞者の選定基準や賞の意義に疑問を抱く声が増えてきています。

「この人がベストマザーなの?」といった意見や、そもそも賞の存在意義に対する批判も散見され、かつての「理想の母親像」を表彰するというコンセプトに対する見方が変わりつつあるのが現状です。

さらに、歴代受賞者の中には、受賞後にスキャンダルや離婚、不祥事に見舞われた人物も少なくなく、「ベストマザーの呪い」とまで揶揄されることもあります。

加えて、主催する日本マザーズ協会自体にも過去に不祥事が発覚し、賞の信頼性にも疑問符がつけられました。

果たして、ベストマザー賞とはどのような賞なのか?

これまでの受賞者の一覧や選考基準、感動的なエピソードから、ちょっと気になる噂や事件まで徹底的に掘り下げていきます。

受賞者の離婚率や、近年話題となった「呪い」の噂、さらにはpecoとryuchelの悲劇まで、多角的に検証し、賞の持つ本当の意味について考えてみましょう。

ベストマザー賞の歴代受賞者一覧とその背景

引用:NEWSポストセブン

ベストマザー賞 は、子育てをしながら社会で活躍する母親を称える賞として2008年に創設されました。

芸能、文化、スポーツ、政治、経済など、幅広い分野で活躍する女性たちが受賞し、話題を集めてきました。

しかし、受賞者の選考基準については長年議論が続いており、「知名度重視では?」という疑問や、「理想の母親像に合わない」との声も少なくありません。

さらに、受賞後にスキャンダルや離婚が報じられるケースも多く、「ベストマザーの呪い」と揶揄されることさえあります。

とはいえ、母親としての奮闘や努力が評価され、広く共感を集めた受賞者も存在します。

ここでは、歴代の受賞者一覧とともに、その背景や賞の意義について詳しく見ていきます。

歴代ベストマザー賞受賞者の一覧

受賞者の選定基準には不透明な部分も多く、賞の意義について賛否が分かれることもあります。

歴代の受賞者を振り返りながら、どのような人物が選ばれてきたのかを見ていきましょう。

第1回 (2008年)

  • 芸能部門: 黒木瞳
  • 政治部門: 小渕優子
  • 学術部門: 坂東眞理子
  • 経済部門: 勝間和代
  • 文化部門: 栗原はるみ

第2回 (2009年)

  • 音楽部門: 今井絵理子
  • 文化部門: 黒田知永子、安田成美
  • 学術部門: 俵万智
  • 経済部門: 佐々木かをり

第3回 (2010年)

  • 音楽部門: 森高千里
  • 芸能部門: 江角マキコ
  • 政治部門: 蓮舫
  • 文化部門: 久保純子
  • スポーツ部門: 小谷実可子

第4回 (2011年)

  • 音楽部門: 今井美樹
  • 芸能部門: 石田ひかり
  • 文化部門: 清原亜希
  • スポーツ部門: 山本愛

第5回 (2012年)

  • 芸能部門: 渡辺満里奈
  • 音楽部門: 土屋アンナ
  • 文化部門: 冨永愛
  • スポーツ部門: 岡崎朋美

第6回 (2013年)

  • 文芸部門: 西原理恵子
  • 音楽部門: hitomi
  • 芸能部門: 長谷川京子
  • 文化部門: 辻希美
  • スポーツ部門: 赤羽有紀子

第7回 (2014年)

  • 芸能部門: 小倉優子
  • スポーツ部門: 北斗晶
  • 文化部門: 内田恭子
  • 経済部門: 小室淑恵

第8回 (2015年)

  • 芸能部門: 永作博美
  • 文化部門: 高島彩
  • 音楽部門: 渡瀬マキ
  • スポーツ部門: 小笠原歩
  • 文芸部門: 高野優

第9回 (2016年)

  • 芸能部門: 藤本美貴
  • 経済部門: 友利新
  • スポーツ部門: 浅尾美和
  • 文芸部門: 湊かなえ
  • 文化部門: 滝沢眞規子

第10回 (2017年)

  • 芸能部門: 木村佳乃
  • 音楽部門: 後藤真希
  • 文化部門: 佐田真由美
  • スポーツ部門: 荒川静香
  • 経済部門: 近藤麻理恵

第11回 (2018年)

  • 芸能部門: 大島美幸
  • 音楽部門: 安倍なつみ
  • 文化部門: 和田明日香
  • スポーツ部門: 杉山愛
  • 経済部門: 経沢香保子

第12回 (2019年)

  • 芸能部門: 吉瀬美智子
  • 文芸部門: 辻村深月
  • 文化部門: 梨花
  • スポーツ部門: 松本薫
  • 経済部門: 小脇美里

第13回 (2021年)

  • 政治部門: 三浦瑠麗
  • スポーツ部門: 潮田玲子
  • 芸能部門: 篠田麻里子
  • 文化部門: 蛯原友里
  • 芸術部門: 蜷川実花
  • 特別部門: タサン志麻

第14回 (2022年)

  • 芸能部門: 広末涼子
  • 音楽部門: 鈴木亜美
  • スポーツ部門: 荒木絵里香
  • 文化部門: 近藤千尋
  • 政治部門: 金子恵美

第15回 (2023年)

  • 芸能部門: 仲間由紀恵
  • 音楽部門: AI
  • スポーツ部門: 登坂絵莉
  • 文化部門: ヨンア
  • 文芸部門: 綿矢りさ
  • 社会経済部門: 丸田佳奈

第16回 (2024年)

  • 芸能部門: peco
  • 音楽部門: BENI
  • スポーツ部門: 丸山桂里奈
  • 文化部門: 川田裕美
  • 社会経済部門: 優木まおみ

※2020年は開催なし。

ベストマザー賞受賞基準の裏側

引用:一般社団法人日本マザーズ協会

「どんな基準で選ばれているの?」と疑問に思った方も多いのでは?

実は選考基準は公式には詳細が公開されていませんが、「家庭も社会も輝かせるスーパーママ」が主な選考ポイントのようです。

ベストマザー賞 歴代受賞者の感動エピソード

引用:

2012年受賞の富永愛さん。

モデルとして世界的に活躍しながらも、息子さんとのほのぼのエピソードが話題に!

他にも「受賞を機に母としてさらに成長した」という声も多数。

「ベストマザー賞」の歴代受賞者に関する意外なエピソードや感動的な話は、各受賞者の活動やメディアでの発言、報道などから見つけることができます。

他にも

  • hitomiさん(2013年 音楽部門受賞): シングルマザーとして子育てと音楽活動を両立し、その生き方が多くの母親たちの共感を呼びました。
  • 北斗晶さん(2014年 スポーツ部門受賞): 元プロレスラーでありながら、家庭では2児の母として奮闘。乳がんを公表し、闘病生活を送りながらも家族とともに乗り越える姿が感動を呼びました。
  • 小倉優子さん(2014年 芸能部門受賞): 離婚や再婚を経て、3人の子どもの母親として奮闘する姿が報じられ、多くの母親たちの励みとなっています。

これらのエピソードは、各受賞者の公の活動や報道を通じて知ることができます。

ベストマザー賞にまつわるちょっと気になる噂や事件

「受賞すると離婚する」なんて都市伝説が囁かれていますが、これって本当?

たしかに受賞後に人生の転機を迎えた方もいますが、それぞれの事情が背景にあります。

「呪い」と聞いてドキッとした方もいるかもしれませんが、実際には偶然の重なりがそう呼ばれているだけかも?

過去のエピソードを振り返ると、確かに波乱万丈な人生を送る受賞者も多いようです。

受賞後に報じられたニュースを見て「え、こんなこともあったの?」と驚く人も少なくありません。

不祥事と呼べるものから微笑ましいエピソードまで、幅広く掘り下げてみましょう。

受賞者の離婚率は約19.0%とその背景

ベストマザー賞歴代受賞者の総数は79人、そのうち離婚歴のある受賞者は15人で、離婚率は約19.0%です。

この数字だけを見ると、「模範的な母親」を表彰する賞としては高いようにも感じられますが、実は日本全体の離婚率(約32%)に比べると、むしろ低いことがわかります。

離婚した受賞者には、広末涼子さんや篠田麻里子さん、小倉優子さんなどの著名人が名を連ねており、その理由も多岐にわたります。

不倫や価値観の違い、家庭内でのトラブルなど、どれも個々の人生に深く根ざしたものです。

離婚歴がある受賞者


引用:Instagram

ベストマザー賞歴代受賞者の離婚者はこちらです。

  • 勝間和代(2008年受賞)
    → 離婚歴2回(2003年、2005年)
  • 今井絵理子(2009年受賞)
    → 2007年に離婚(元夫: 175R SHOGO)
  • 黒田知永子(2009年受賞
    → 離婚歴あり(詳細非公表)
  • 江角マキコ(2010年受賞)
    → 1996年に離婚(元夫: 桐島ローランド)
  • 蓮舫(2010年受賞)
    → 2020年に離婚(元夫: 村田信之)
  • 清原亜希(2011年受賞)
    → 2014年に離婚(元夫: 清原和博)
  • 土屋アンナ(2012年受賞)
    → 離婚歴2回(2007年、2016年)
  • 冨永愛(2012年受賞)
    → 2009年に離婚(元夫: 日本人パティシエ)
  • hitomi(2013年受賞)
    → 離婚歴2回(2007年、2012年)
  • 長谷川京子(2013年受賞)
    → 2021年に離婚(元夫: ポルノグラフィティ新藤晴一)
  • 小倉優子(2014年受賞)
    → 離婚歴2回(2017年、2022年)
  • 吉瀬美智子(2019年受賞)
    → 2021年に離婚
  • 篠田麻里子(2021年受賞)
    → 2023年に離婚(不倫疑惑報道あり)
  • 広末涼子(2022年受賞)
    → 2008年に離婚(元夫: 岡沢高宏)
  • peco(2024年受賞)
    → 離婚後、シングルマザーとして活躍(元夫: ryuchel)

ベストマザー賞の歴代受賞者79人のうち、離婚歴のある受賞者は15人であり、離婚率は約19.0%となります。

決して特異な数値ではありませんが、「理想の母親像」を称える賞であるがゆえに、受賞者の離婚は一般的なケース以上に注目されやすい傾向があります。

家庭の形が多様化する中で、母親としての価値は結婚の継続だけで決まるものではありませんが、賞の性質上、受賞後の私生活が世間の関心を集めやすいのも事実

広末涼子さんや篠田麻里子さんのように、不倫疑惑が取り沙汰されたケースもあれば、土屋アンナさんや小倉優子さんのように、複数回の離婚を経験しながらも母親としての役割を全うし続けている人もいます。

また、pecoさんのように、シングルマザーとして子どもを育てる姿に共感が寄せられる例もあります。

家庭の在り方が多様化する現代において、母親の生き方や価値観も変化しており、「ベストマザー」という概念そのものが時代とともに変わりつつあるのかもしれません。

「呪い」と呼ばれる噂の真相

ベストマザー賞は「理想の母親」を表彰する賞として長年続いてきましたが、近年では受賞者がその後にスキャンダルや不幸な出来事に見舞われることが多く、ネット上では 「ベストマザーの呪い」 とまで囁かれるようになりました。

この噂が広まった背景には、数々の受賞者たちが 離婚・不倫・不祥事 などのトラブルに巻き込まれた事実があるからです。

例えば、広末涼子(2022年受賞) や 篠田麻里子(2021年受賞) は、不倫疑惑が報じられ、その後離婚に至りました。

また、今井絵理子(2009年受賞) は、2017年に神戸市議会議員との 「新幹線手つなぎ不倫」 が発覚し、世間を騒がせました。

さらに、江角マキコ(2010年受賞) は、落書き事件や不倫疑惑が報じられ、最終的に芸能界を引退しました。

また、政治家や文化人の受賞者もトラブルを抱えるケースがあり、例えば 小渕優子(2008年受賞) は2014年に政治資金問題で経済産業大臣を辞任し、三浦瑠麗(2021年受賞) は夫の逮捕という騒動に巻き込まれています。

こうした事例が積み重なり、「ベストマザー賞を受賞すると不幸が訪れる」といった噂がネット上で広まるようになったのです。

受賞後に離婚した著名人

「呪い」の象徴のように語られるのが、受賞後に離婚した著名人の多さです。

  • 黒田知永子(2009年受賞)
  • 蓮舫(2010年受賞)
  • 清原亜希(2011年受賞)
  • 吉瀬美智子(2019年受賞)
  • 小倉優子(2014年受賞)(2度の離婚)
  • 篠田麻里子(2021年受賞)(2023年に離婚)

賞の趣旨が 「素敵な母親」 を表彰するものであるため、受賞後の離婚は余計に目立ってしまい、「呪い」の印象を強める要因となっています。

受賞者に起きたちょっとした事件

引用:

ベストマザー賞の受賞者の中には、受賞後に予期せぬトラブルやスキャンダルに巻き込まれるケースが少なくありません。

個人的な問題から社会的な騒動まで、その内容はさまざまですが、受賞によって一層注目を浴びることが影響しているとも考えられます。

こうした出来事が積み重なることで、賞のイメージや意義についても議論が巻き起こることがあります。

協会自体のスキャンダル

ベストマザー賞を主催する 日本マザーズ協会 も、不祥事に見舞われた過去があります。

2013年5月26日、当時の協会会長が自宅マンションで妻を暴行し、あばらを骨折させるなどの傷害事件を起こして逮捕 されました。

この事件により、協会の運営そのものに対する信頼性も疑問視されるようになりました。

受賞者たちのスキャンダルや不祥事

引用:

受賞者の中には、不倫や金銭問題などで注目を浴びた人物も多くいます。

  • 今井絵理子(2009年受賞)
    → 2017年、既婚者である神戸市議との 「手つなぎ不倫」 報道

  • 江角マキコ(2010年受賞)
    → 2014年、長嶋一茂氏の自宅に 「落書き事件」 を指示したとして大炎上
    → 2017年、不倫疑惑の報道直前に芸能界を電撃引退

  • 今井美樹(2011年受賞)
    → 夫の 布袋寅泰 との関係が 「不倫略奪」 だったとの噂が再燃

  • 小倉優子(2014年受賞)
    → 事務所の後輩と夫の 不倫騒動

  • 後藤真希(2017年受賞)
    → 2019年、元カレとの 不倫報道 が発覚し、自らブログで謝罪

  • 三浦瑠麗(2021年受賞)
    → 2023年、夫が詐欺容疑で逮捕 される

  • 篠田麻里子(2021年受賞)
    → 2022年、不倫疑惑の音声データが流出 し、翌年離婚

  • 広末涼子(2022年受賞)
    → 2023年、ミシュランシェフとのW不倫 が発覚し、事務所を解雇

pecoとryuchelの悲劇

引用:

2024年の 「芸能部門」 で受賞した peco も、メディアの注目を集めています。

元夫の ryuchel とは、2016年に結婚し、男児をもうけました。

しかし、2022年に離婚し、その翌年に ryuchelが27歳の若さで自死。

pecoは、亡き元夫を思いながら シングルマザーとして奮闘 し、多くの共感を集めています。

この出来事もまた、「ベストマザー賞の呪い」と結びつけて語られることが少なくありません。

賞の価値と世間の見方

引用:Instagram

こうしたスキャンダルが相次ぐ中、「本当に『ベストマザー』なのか?」 という声が上がるのも当然です。

特に、芸能界では仕事の影響もあり、公私のバランスを取ることが難しいこともあります。

一方で、スキャンダルばかりが目立つ中でも、北斗晶 さんや 辻希美 さんのように、家庭円満な受賞者も存在します。

とはいえ、スキャンダルが相次ぐことで、賞の権威自体が揺らいでいる のも事実でしょう。

まとめ:ベストマザー賞のこれからに期待!

ベストマザー賞には、「受賞後にスキャンダルが起きやすい」「離婚や不祥事が相次ぐ」 といった 「呪い」 の噂がつきまとっています。

その背景には、受賞者が著名人であり、公私の生活が世間の注目を浴びることが影響していると考えられます。

また、主催する 日本マザーズ協会 自体にもスキャンダルがあり、賞の意義や選考基準に疑問を持つ声も少なくありません。

しかし、母親としての生き方は一つではなく、必ずしもスキャンダルが「母親としての資質」に直結するわけではない ことも、忘れてはならないでしょう。

一般の人でも、人生には何が起こるかわからないものです。

ましてや、常に注目を浴びる芸能人や著名人であれば、その影響はさらに大きく、思いがけない出来事が公の場で取り沙汰されることも少なくありません。

だからこそ、一つの出来事だけで人物の価値を決めつけるのではなく、その人がどのように歩んできたか、母親としてどんな姿を見せているのかが大切なのかもしれません。

今後のベストマザー賞が、より多くの母親たちにとって励みとなる賞として成長していくことを期待したいところです。

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