高嶋ちさ子さんの姉・みっちゃんこと未知子さんは、高嶋家の中でもとくに存在感の強い人物です。
「ダウン症の姉」として語られることが多い一方で、実際には料理や洗濯をこなし、仕事にもまじめに通い、家族の会話の中心にもなってきました。
口が達者で返しもうまく、ただ守られるだけの存在ではありません。
しかも、過去にはGAPで6年間無遅刻無欠席で働き、その後も作業所で仕事を続けてきた経歴があります。
近年は父・髙嶋弘之さんとの暮らしや、今後の住まいをめぐる話し合いもたびたび話題になっており、「みっちゃんはどんな人なのか」と気になる人が増えています。
高嶋ちさ子の姉・みっちゃんはどんな人?高嶋家の中心にいる長女だった
高嶋ちさ子さんの姉・みっちゃんこと未知子さんは、高嶋家の長女です。
ちさ子さんの6歳上で、家族の中では昔から特別な存在として語られてきました。
ただ、単に「面倒を見てもらう姉」という見方では足りません。
未知子さんは父や妹、弟との会話の真ん中にいて、家族全体がその存在を前提に動いてきた人だからです。
母が生前ずっと未知子さんの将来を気にかけ、父が今も今後の暮らしを案じ、ちさ子さんや太郎さんが何かにつけて名前を出すのも、それだけ未知子さんが家族の中心にいるからです。
みっちゃんは「高嶋ちさ子の姉」というだけでなく、高嶋家そのものを象徴する存在として見たほうが実態に近いです。
高嶋ちさ子の姉・みっちゃんは頭が良い?40円のお年玉でも返しが強かった
未知子さんの頭の回転の速さがよく出ているのが、お年玉のエピソードです。
ある正月、ちさ子さんの子どもに渡したお年玉に40円しか入っていなかったことが発覚し、ちさ子さんが「なんで40円なのよ!40円で何が買えると思ってんのよ!」と怒ったところ、未知子さんは「駄菓子屋行けばなんか買えるよ」と返したといいます。
この返しだけでも、ただ叱られて黙る人ではないことがよく分かります。
しかも未知子さんは、料理や洗濯をこなし、一時期は一人暮らしをしたいと訴えていたこともあったそうです。
LINEで荷物の到着日を家族に何度も確認したり、人をうまく動かしたりする話もあり、日常の中での立ち回りもかなりしっかりしています。
「守られる姉」ではなく、口も回るし生活力もある姉。
みっちゃんの人物像は、この時点でもうかなり濃いです。
高嶋ちさ子の姉・みっちゃんの仕事は?GAPを6年間無遅刻無欠席で勤めていた
未知子さんの人物像を語るうえで外せないのが、仕事に対するまじめさです。
過去にはカジュアルブランドのGAPで6年間働き、無遅刻無欠席で勤め上げて円満退社したとされています。
これはかなり強い経歴で、みっちゃんが「働くこと」に対してどれだけ誠実だったかがよく分かります。
その後も障がいのある人が働く作業所で仕事を続け、「らぶらび」といううさぎを作ってきました。
さらに、そのうさぎがきっかけとなってBEAMSとのコラボ商品にまでつながり、モデルも務めたことで話題になりました。
家族の中ではにぎやかで自由な存在に見えても、仕事ではかなり堅実です。
みっちゃんは“支えられている人”ではなく、自分の仕事をきちんと続けてきた人でした。
高嶋ちさ子の姉・みっちゃんの現在は?父と暮らしながら週1で通っている
未知子さんは現在、父・髙嶋弘之さんと二人で暮らしているとされています。
家では朝食を未知子さん、夕食を父が作るという生活で、親子二人の暮らしはすでに長く続いています。
父の話では、未知子さんは一人で買い物や病院に行けるほど社交的で明るく、周囲とのつながりも多いようです。
2023年ごろには急に歩けなくなり、しばらく車いす生活を送った時期もあったとされますが、その後は回復し、再び福祉作業所に週1回通えるようになったと語られています。
体調の波があっても暮らしを立て直し、自分のペースで外とのつながりを保っていることが、今のみっちゃんの強さです。
高嶋ちさ子の姉・みっちゃんは一人暮らしできる?家族が悩む今後の暮らし
未知子さんをめぐって今もっとも大きなテーマになっているのが、これからの住まいです。
高嶋家ではこれまで、一人暮らしのためにマンション購入を考えたこともあったようですが、価格高騰で断念したとされています。
その後はグループホームや施設も検討されてきましたが、抽選倍率が高く、すぐに入れる状況ではないようです。
父・弘之さんは「未知子をとにかくグループホームに入れるまでは死ねない」と話しており、将来の安心を強く願っています。
一方で未知子さん本人は「入りたくないもん。嫌だよ。お父さん全然分かってないんだもん」と話し、これまで通り父と暮らしたい思いも見せています。
父は入れたい、本人は嫌がる、家族はその間で現実的な落としどころを探している。
この構図がそのまま、高嶋家にとってのみっちゃんの今後の重さを物語っています。
高嶋ちさ子と姉・みっちゃんの関係は?きついやり取りでもちゃんと会話が成立する
高嶋ちさ子さんと未知子さんの関係は、いわゆる「やさしく寄り添う姉妹」という言葉だけでは表せません。
お年玉40円の件では、ちさ子さんが怒って電話をかけても、未知子さんはそこで黙り込まず、「駄菓子屋行けばなんか買えるよ」と返しています。
怒る妹と、言い返す姉という構図が成立している時点で、二人の距離の近さがよく分かります。
家族会議の場でも、ちさ子さんは未知子さんにかなり強く言い返しますが、その一方で「今だって土日以外、お父さんほとんどいないでしょ」「そのおかげでしっかりしてんだよ」と、未知子さんがかなり自立に近づいていることも認めています。
甘やかして守るだけではなく、できることはできると見る関係です。
言い方はきつくても、遠い姉妹ではなく、本音をそのままぶつけ合える近い姉妹だったことがこのやり取りから伝わってきます。
高嶋ちさ子の姉・みっちゃんが家族に与えた影響は大きい
未知子さんの存在は、家族全員の人生にかなり大きな影響を与えてきました。
父は、生後2か月の健診でダウン症を告げられたとき、20歳まで生きられないと言われてショックを受けたと振り返っています。
それが今では60代を超え、支援を受けながらも未知子さんらしく生きられていると語っています。
さらに父は、未知子さんがいたからこそ、社会の中で生きづらい人への視点や優しさを学んだとも話しています。
「未知子をよこしてくださり、神様ありがとうございました」という言葉まで出るほどで、未知子さんの存在は家族の価値観そのものを変えてきたことが分かります。
みっちゃんは“支えられる存在”である以上に、家族の考え方を変えた存在でした。
高嶋ちさ子の姉・みっちゃんは守られるだけではない存在だった
高嶋ちさ子さんの姉・みっちゃんこと未知子さんは、ダウン症の診断を受けながらも、料理や洗濯をこなし、仕事を続け、家族の会話の中心にもなってきた人物でした。
GAPで6年間無遅刻無欠席で働いたこと、作業所で作ったうさぎが話題になったこと、現在も父と暮らしながら通所を続けていることを見ても、ただ守られるだけの存在ではないことがよく分かります。
一方で、今後の暮らしやグループホームの問題は家族全員にとって大きな課題で、父も兄も妹も本気で向き合っています。
そこまで家族を動かしている時点で、未知子さんが高嶋家の中心にいる人だということははっきりしています。
みっちゃんは「高嶋ちさ子の姉」ではあるけれど、それだけでは足りません。高嶋家の空気と価値観を作ってきた長女そのものです。
